社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)は24日の記者会見で、鳩山由紀夫首相が5月末までに米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先を決める方針を示していることについて「首相の発言だから重いとは思うが、大事なことは問題を解決することで、時間は問題解決に比べれば二次的なものだ」と述べ、調整が難航した場合は決着期限の先送りも検討すべきだとの考えを示した。
社民党は普天間の県外・国外移設を主張しているが、5月までに同党の要求通りに結論を出すのは難しい情勢。福島氏の発言は、時間切れを理由とした県内移設への決着を阻止する狙いがあるとみられる。
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